普及するEV車（電気自動車）とEV充電製品
2050年までに温暖化ガスの排出を実質ゼロとする「カーボンニュートラル宣言」を行った日本において、EV車（電気自動車）の普及は今や国策となりました。EV車（電気自動車）の普及に欠かせない充電設備の導入についても国や自治体から奨励されており、産業として拡大路線に入っています。
日本でのEV販売台数は2035年には一気に350万台に広がってまいります。 EV車（電気自動車）を日常的に使用し、マンションや自社などの共用駐車場で車を使っていない時間帯にゆっくり充電したり、移動先の商業施設や充電ステーションでスピーディ ーに充電を継ぎ足ししたりする、クリーンでエコロジーな未来はすぐそこまできています。
公共用EV充電器の種類と用途
EV車（電気自動車）は自宅の電源コンセントからも充電することができますが、外出先で充電したい場合には公共のEV充電スポットを利用する必要があります。
EV充電スポットでは「急速充電器」と呼ばれる高出力な充電スタンドが設置されていることが多く、これにより自宅のコンセントよりも圧倒的に大きな電力で短時間充電することが可能になっています。
それに対し、自宅で充電できる「普通充電」と呼ばれる充電機は、急速充電機よりは低出力で充電に時間が必要ではあるものの、設置が比較的容易で電力のコストパフォーマンスが優れているのが魅力です。
EV車（電気自動車）の充電は自宅での「普通充電」と、外出先での「急速充電」を使い分けると、最もコストと充電時間のバランスがとれた運用が可能になります。
充電目的と設置施設に合わせて選定することが重要です。
電気代VSガソリン代
通勤で車を使った場合のコスト比較
通勤40km×20日 (800km/月＝9600km/年）を使用する場合（※仮定条件での目安）
※普通充電器は１時間充電で約6kW充電可能。6kWで約48km走行できます。
| 年額費用 | エネルギー消費率 | エネルギー単価 | |
| ガソリン車 | 121,836円 |
燃費：13km/ℓ | 165円/ℓ |
| EV車（電気自動車） | 56,000円 |
電費：6km/kWh |
35円/kWh |
ガソリン車
ガソリン代 121,836円
EV車
電気代 56,000円
年間で
お得！
0
円
遠方に外出時に車を使った場合のコスト比較（普通充電）
目的地片道280km × 往復＝560kmを使用する場合
※普通充電器は１時間充電で約6kW充電可能。6kWで約48km走行できます。
| 一回費用 | エネルギー消費率 | エネルギー単価 | |
| ガソリン車 | 7,107円 |
燃費：13km/ℓ | 165円/ℓ（ガソリン） |
| EV車（電気自動車） | 3,267円 |
電費：6km/kWh |
35円/kWh（電気） |
ガソリン車
ガソリン代 7,107円
EV車
電気代 3,267円
１回あたり
お得！
0
円
遠方に外出時に車を使った場合のコスト比較（急速充電）
60kWhのバッテリー容量を持つ電気自動車で、目的地まで片道280km × 往復＝560kmを使用する場合
※90kW急速充電器で30分充電した場合約45kW充電可能。45kWで約360kmができます。
| 一回費用 | エネルギー消費率 | 走行距離 | |
| ガソリン車 | 4,569円（165円/ℓ |
燃費：13km/ℓ | 360kｍ |
| EV車（電気自動車） | 450円（30分充電） |
電費：8km/kWh |
ガソリン車
ガソリン代 4,569円
EV車
電気代 450円
１回あたり
お得！
0
円
- ガソリン代より電気代の方が圧倒的に低コスト！！
普通充電と急速充電を使い分けることで、さらにお得にEV車（電気自動車）を運用可能
使用イメージ
AWシリーズ（普通充電）6kw
普通充電
(壁掛け)
壁面設置タイプでじっくり給電
推奨施設例
戸建住宅・マンション・駐車場
・自社ビル・商業施設・遊戯施設
認証規格
JARI/UL/CE取得済
PSE認証（ガン）
オプション：スタンド
使用環境
[動作温度] -30℃~50℃
[湿度] MAX95％（凍結なき事）
[防塵防水] IP55
DSシリーズ（スタンド式） 50kw
急速充電
50kw
OCPP機能搭載
ハイパワー高速給電
推奨施設例
サービスエリア・ガソリンスタンド・
車販売店・商業施設・遊戯施設・公共施設
認証規格
CHAdeMO取得済
使用環境
[動作温度] -30℃~50℃
[湿度] 5~95％RH（凍結なき事）
[[防水防塵] IP55／IK10（LCD・RFIDを除く）
DSシリーズ（スタンド式／２口給電） 120kw / 180kw
急速充電
120kw / 180kw
２台同時給電可能
OCPP機能搭載
ハイパワー高速給電
推奨施設例
サービスエリア・ガソリンスタンド・
車販売店・商業施設・遊戯施設・公共施設
認証規格
CHAdeMO取得済
オプション：スプリングバランサー
使用環境
[動作温度] -30℃~50℃
[湿度] 5~95％RH（凍結なき事）
[防塵防水] IP55／IK10（LCD・RFIDを除く）
製品一覧
ご自宅や会社などでは電力負荷の少ない普通充電、商業施設や公共施設ではスピーディーに給電できる急速充電と、
豊富なラインナップから設置施設に最適な充電器をお選びいただけます。
放射冷却技術「SPACECOOL」施工を推奨しています。
「SPACECOOL」は大阪ガスが開発した高性能・高耐久のしなやかな光学フィルムです。
太陽光と大気からの熱をブロックし熱吸収を抑えるだけではなく、宇宙に輻射も行うことで熱を捨て、
ゼロエネルギーで外気より低温にする新素材です。
急速充電器の側面に張り付けることで機体から熱を逃がし、熱による部品の経年劣化を抑えます。
また、季節や気温に左右されることなくより安定した運用が期待できます。
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