簡易消火具「FIRE 0ファイア ゼロ

1秒を争う初期消火に

リチウムイオン電池火災も消せる初期消火剤!

リチウムイオン火災の被害

リチウムイオン電池の火災は年々増加傾向

令和5年の東京消防庁管内でもリチウムイオン電池関連火災件数は167件と過去最大となりました。

リチウムイオン電池の普及に伴い、火災の発生率も年々増加していますが、リチウムイオン電池による火災は高温になる上一旦火が消えても再燃焼しやすく、普通の消火器では消せません。リチウムイオン火災を消せる消火器が必要となっています。

 

火災発生状況と使い方

スマートフォンからノートパソコン、ハンディクーラーまで、現在では充電できる家電はほとんどリチウムイオン電池が搭載されています。リチウムイオン電池は蓄電池としても適しており、災害時の備えに近年ポータブルバッテリーの需要も上がっています。
普及が進んだことに伴って、それらが原因の火災も年々増加していますが、ほとんどの理由は不明が多く、気をつけていれば安心というわけではありません。出火してしまった場合に備える必要があります。

一度燃えたら簡単には消えない、怖くて便利な電池

水や普通の消火器では消せない炎

リチウムイオン電池は、小型・軽量で大容量、放置しても電気が減りにくい等、使いやすくて便利なのでほとんどの充電製品に使われています。しかし、一度発火するととても高温になる上消えにくく、再発火しやすい性質があります。普通の消火器や水では対処できない炎にFIRE0は対応します。

リチウムイオン電池火災も消せる消火剤

FIRE 0ファイア ゼロ の特徴

液体系消火器の万能タイプ。放射時間も長く、放射距離も十分でだれにでも消火しやすい消火器です。普通の消火器では消せないリチウムイオン電池を使った製品の消火に有効。
強化液消火器消火薬剤は、普通火災(A火災)の消火には最も経済的で優れているといわれる”水”に、不凍性・非再燃性・防炎性といった性能を高めるための添加剤を加え、油火災(B火災)の消火能力が付加されたものです。
中性強化液消火薬剤は、その液性が中性であるため、汚損や腐食が少なく、どのような場所にも安心してご使用いただくことができます。

安全ポーチバルブシステム

ガスを使わない安心設計

窒素ガスを使用せず、圧縮した空気を充填する安全ポーチバルブシステムを採用しています。噴射ボタンを押すと圧縮された空気が液剤を押し出す仕組みなので、火元に近づけても加熱による2次爆発の心配がありません。

 

360°どんな向きでも!逆さにしても噴射可能

圧縮空気で特殊液剤を噴射します。通常のガス式スプレーと違いスプレー口が塞がれないので360°どんな向きでも噴射できます。

空気充填ポーチバルブタイプなので
加熱による爆発の心配不要!

対応火災

リチウムイオンの火災消火に使えます。もちろん通常の消火器で消える一般火災、油火災、キッチン火災にも有効。

リチウムイオンバッテリー火災(金属火災)

スマートフォン、ノートパソコン、デジタルカメラ、ワイヤレスイヤホン、電子たばこなどの小型家電から、電動バイクや蓄電池、電動スクーターなどの大きな機器まで、基本的に充電できるものはほとんどリチウムイオンバッテリーが使われています。リチウムイオンバッテリーが発火した場合、通常の火災と異なり、化学反応による火災なので水や一般的な消火器では消えず、再燃焼の恐れがあります。Elephant119は冷却・窒息・抑制作用の消火の3要素全てにを備え、素早く消火して再燃焼を抑制します。

firecase_a
firecase_b
firecase_k

A火災(一般火災)

木材、紙、衣類など
普通可燃物の火災
 

木材、紙、布、プラスチックなど、普通の可燃物が燃える火災です。一般的な消火器または水でも消火できます。Elephant119ももちろん対応しています。

B火災(油火災)

石油、ガソリン、灯油など
可燃性の液体・油脂類の火災

可燃性の液体(石油・ガソリン・灯油など)や油脂類が燃える油火災を指します。水で消火しようとすると油が浮き上がって火災が拡大するため、水では消火できません。
FIRE 0 (ファイア ゼロ)は特殊浸潤材水溶液で冷却しながら消火します。

K火災(キッチン火災)

クッキングオイル
(サラダ油、動物油など)の火災

調理用油の火災を指します。
植物性または動物性脂肪など、極度の高温で燃焼する可燃性食用油などを含んでいます。

消火器の種類と特色

消火器の種類別特色

FIRE 0ファイア ゼロ

水系消火器

冷却・窒息・抑制作用の消火の3要素全てに効果が高く全種別火災を有効に瞬間消火します。リチウム電池の消火にも有効。 炭酸カリウムを主成分とした無色無臭のクリーンな特殊浸潤材水溶液で水の50倍に至る冷却作用効果を見せます。

浸透性が高いので消化液がかった部分は再燃焼しにくく、消火後の二次被害もほとんどありません。

ABC粉末消火器 

粉末系消火器

リン酸アンモニウムを主成分とした微粉末で、炎の抑制効果が高く、素早い消火が可能です。
ただし、
浸透性がなく消火後も再燃焼の可能性があるため、消火後に更に水をかけるなどの追加措置を取る必要があります。

室内空間で使うと薬剤が充満し視野が悪くなり、噴射後の電子機器の破損など二次災害が起きる可能性があります。

二酸化炭素消火器 

ガス系消火器

二酸化炭素ガスによる窒息作用により消火します。電気絶縁性が高く、使用後の汚損がないこと、化学変化しにくく長期貯蔵が可能なことがメリットです。空気より重く隙間に浸透するため、精密機器に適しています。ただし、空気中の酸素濃度が著しく下がることから、人が生活する場には向きません。換気の悪い場所や密閉空間での使用は大変危険であるため慎重に設置場所を選ぶ必要があります。

ピュアウォーター消火器

水系消火器

水に浸潤性や再燃焼防止効果の高い成分などを添加したもののほか、純水を元にしたものがあります。

純水をベースとし、塩類を含まないため使用後残留物が殆どなく消火後の二次被害の最小化ができます。

強化液消火器

水系消火器

炭酸カリウムを主成分とした水溶液で、冷却効果が比較的に高く、消化液のかかった部分は再燃焼しにくくします。放射時間と放射距離が比較的に⾧い⾧所があります。

浸透性があるので、木材などの火災に有効です。

機械泡消火器

水系消火器

炭酸水素ナトリウムなどを主成分とした水溶液で、油面を泡で被覆することで油面から発生するガスを抑える窒息作用と

冷却作用により消火します。

手元に安心を

製品仕様

消火器の種類別対応火災

項目
FIRE 0ファイア ゼロ
粉末系
消火器
水系
消火器
ガス系
消火器
火災種別燃焼物ABC粉末
消火器
ピュア
ウォーター
消火器
強化液
消火器
機械泡
消火器
二酸化炭素
消火器
A火災
(普通火災)
木製品×
紙、繊維×
ふとん類×
ゴム、セルロイド×
合成樹脂
B火災
(油火災)
ガソリン等
天ぷら油等×
灯油等
アルコール類
C火災
(電気火災)
電線被覆(通電)棒状 △
消火 ◎
感電 ✕
霧状 ◎
棒状 △
消火 〇
感電 ✕
霧状 〇
リチウム電池
(金属火災)
リチウムイオン電池等
素早く消火
再燃焼抑制・防止

火炎飛散
火勢拡大
絶対使用禁止

激しく燃焼
絶対使用禁止

激しく燃焼
絶対使用禁止

激しく燃焼
絶対使用禁止

火炎飛散
火勢拡大
絶対使用禁止
消火作用冷却作用
窒息作用
抑制作用

製品仕様

FIRE 0ファイア ゼロ

エアゾール式簡易消火具

総重量:496g

薬剤容量:350ml

放射距離:2~4m

寸法:φ65×240mm 

適合する火災の初期消火に有効です

リチウム
イオン電池

木/紙/布/
普通可燃物

石油/灯油/
ガソリン

サラダ油/
動物油

液体系消火器の万能タイプ。放射時間も長く、放射距離も十分でだれにでも消火しやすい消火器です。
強化液消火器消火薬剤は、普通火災(A火災)の消火には最も経済的で優れているといわれる”水”に、不凍性・非再燃性・防炎性といった性能を高めるための添加剤を加え、油火災(B火災)の消火能力が付加されたものです。
中性強化液消火薬剤は、その液性が中性であるため、汚損や腐食が少なく、どのような場所にも安心してご使用いただくことができます。

参考: